デューデリジェンス

デューデリジェンス

特定の会社に出資をする場合や、IPOをしようとする際に、しっかりとした経営判断をするためには、法務面のデューデリジェンスが不可欠です。

法的デューデリジェンスとは、事業にまつわる法的なリスクに関する情報を収集し、分析し、評価するもので、事業の表面のみではなく、中身の分析にも踏み込むものです。

出資をする前のリスク分析がしっかりとなされていない場合、最悪のケースとしては会社外からリスクについて指摘がなされ、企業価値が毀損する事態にもなりかねません。そこまでには至らなくとも、コンプライアンスに関する意識が高まっている今日においては、監査等ざまざまな場面で説明に窮する場面が生じる可能性もあります。そのような事態を防ぐために、投資をする前にしっかりと調査を行い、コンプライアンス上不適切なものが発覚した場合には、適切な手段を講じて状況を改善する必要があります。

また、IPOを検討している場合には、証券会社の審査が入りますので、その前に法律事務所がリーガルリスクを分析し、リスクの洗い出しを行うとともに、適切な措置を講じることが大切です。

特に、新規事業に投資をする場合には、規制関係のデューデリジェンスは必須です。いわゆる規制業界と言われる医薬品業界や金融業界の場合には、規制の内容をよりしっかりと把握する必要があります。また、単に規制を知るだけではなく、その規制に抵触しないように運用しなければなりません。しかしながら、法律、施行令、省令、各種告示やガイドライン等、さまざまな事項をしっかりと把握して具体的な事例に当てはめて検討することは容易ではありません。

服部法律事務所では、株主、お取引先をはじめとしたステークホルダーに対してしっかりとした説明ができるように、法律のみならず、事業上のインパクトについてもヒアリングさせていただきながら、貴社にとっての最善策をご提案できるよう尽力いたします。

投資先が外資系企業の場合には、英語でデューデリジェンスを実施し、日本語でレポートをさせていただくことも可能です。翻訳の過程に直接弁護士が入ることで、見落としや見過ごしを最小限にできる可能性も高まります。アメリカの企業を買収する場合には、アメリカの事務所を連携して業務を行うことも可能です。

服部法律事務所では、事業会社と役所に勤務し、米国留学した経験のある弁護士が、各種デューデリジェンスをしっかりとサポートいたします。